セルフケアについて

ファシーの湯たんぽを2つ使って骨盤を挟みながら冷えを取る、本当に効果的な婦人病対策

陶器製の湯たんぽをご紹介した記事の中で、ファシーと陶器製の湯たんぽの合わせ技について書きました。

陶器製の湯たんぽは、お湯が3リットル近く入るため、保温性に関してはファシーよりも優れていますので、温かさだけで言えばとてもおすすめです。

しかし、いかんせん固くて重く、ベッドで就寝される方にとっては、床に落ちて割れてしまう危険性もありますから、総合的な使いやすさとしては、やはりファシーに軍配が上がると思います。

ですから、よっぽどアグレッシブに冷えとりをしたいと思っている方以外には、なかなか陶器製の湯たんぽをおすすめすることができなかったんですね。

そこで、陶器製の湯たんぽを使わなくても、もっと簡単な方法で、同じくらい温かく、症状改善に効果的な方法はないものかと考えていたところ、スタンダードボトルクッションボトルを合わせて使うアイデアを思い付きました。

今回はその方法を、症状別にご紹介します。

主に、生理痛、不妊、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫などの婦人科の症状でお悩みの場合

クッションボトルをおしり(仙骨)や腰の辺りに敷き、その上に寝た状態で、スタンダードボトルを子宮や卵巣の上、またはお腹の上に置きます。

要するに「骨盤全体をを湯たんぽで挟んでしまう」わけです。

腰痛、便秘や下痢、大腸の症状でお悩みの場合

基本的には上で説明した方法と同じです。

クッションボトルを腰(痛みがあるなら、患部の辺り)の下に置き、スタンダードボトルをお腹に乗せることで、「大腸周辺を挟む」だけです。

その際、お腹を全体的に手で押してみて、痛みがあるところや、張っていたり固くなっているところを重点的に温めると良いでしょう。

腰痛、お酒の飲み過ぎや食べ過ぎてしまった時、疲労感、だるさ、眠気、気力の低下などがある場合

これも、基本的には上で説明した方法と同じですが、この場合は、「腎臓」「胃」「肝臓」を温めます。

腎臓は腰の少し上、肋骨のすぐ下に位置しており、背骨を中心に左右に1個ずつあります。
大きさは握りこぶし位でそら豆のような形をしています。

身体の後面の画像で確認してみてください
http://health.goo.ne.jp/medical/body/jin002

2つの腎臓を同時に温めるためには、湯たんぽを「横にして」に使うとよいでしょう。
(腰痛は、腎臓の機能低下が原因になっている場合もありますので、この辺りを温めることで、ラクになることは珍しくありません)

肝臓の位置はお腹の右上、横隔膜の下にあります。
胃は、その隣あたりにあります。

身体の前面の画像で確認してみてください
http://health.goo.ne.jp/medical/body/jin001

肝臓と胃を、2つ同時に温めるためには、湯たんぽを「横にして」に使うとよいでしょう。

下半身を集中的に温めたい場合

スタンダードボトルを子宮や卵巣の上、またはお腹の上などに置きます。

クッションボトルの方は、太ももや膝、ふくらはぎや足首などの下に敷いたり、または、従来の湯たんぽの使い方のように、足の裏付近に置くなど、症状が気になる所や冷えている所に置くことで、下半身を集中的にケアできます。

肩・首・肩甲骨のこり、胸の苦しさ、呼吸の浅さ、声の出にくさが気になる場合

クッションボトルを「左右の肩甲骨の間」に敷き、その上に寝そべります。

縦にして置いた方が、丁度よく肩甲骨の間に収まるはずです。

この場合は、胸の前面にスタンダードボトルを置いてしまうと、のぼせてしまったり、呼吸が苦しくなってしまう可能性がありますので、両方同時に使うとすれば、腹部や子宮、卵巣辺りに置きましょう。
(スタンダードボトルは使用せず、クッションボトルだけでも十分効果があります)

いかがでしょう。
湯たんぽで身体を挟むなんて、想像しただけでも効きそうな気がしませんか?

実際にやってみると、これが本当に温かいんです。

体感的には、ファシーと陶器製湯たんぽを同時に使った場合に勝るとも劣らないくらいくらいの温かさでした。

クッションボトルは使い勝手が良いので、気になる方は是非試してみてください。

このセルフケアを試す上での注意点

上記の方法は、どうすればもっとスムーズに、クライアントさんの症状を改善させられるだろうかと、日々、研究していく中で私が独自に考案したものです。

湯たんぽの使い方として、直接身体に当てる方法は、低温火傷の可能性があるとされ、一般的にはあまり推奨されていません。

しかし、当院のクライアントさんの中で、この使用方法により、低温火傷を起こした方は、これまで一人もいらっしゃいませんし、私自身も問題を感じたことはありません。

とはいえ、低温火傷の可能性が絶対に無いとは言い切れませんので、湯たんぽを直接肌に当てることは避け、寝巻の下に「腹巻き」を付けたり、「ズボン下、スパッツ」などを着用した状態で湯たんぽを使うことをおすすめします。

そして前提として、この方法を試してみるかにつきましては、あくまでも自己責任でご判断いただくようお願いします。

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