考え方を変えて固定観念を壊す

子宮腺筋症の激痛が改善し、子宮全摘出手術を免れた患者さんの話

当院には、子宮腺筋症という病気でお悩みの患者さんが沢山お越しになります。

子宮腺筋症は、婦人病の中でも症状が重いことで知られている病気で、症状が進行してしまった方の生理痛は、一説によると「陣痛に匹敵するレベル」にまでなると言われているほどです。

今回は、子宮腺筋症を改善し、子宮を摘出せずに済んだ患者さんの話をしていきたいと思います。(以下、Tさんとします)

当院にお越しになる以前のTさんの症状は重く、一日に3錠~5錠の痛み止めを飲みながら、なんとかごまかしごまかし生活しているような状況でした。

しかし、一時的に痛みを抑えたとしても、症状が改善するはずもありません。

だんだん薬の効果も薄れてきた頃、あまりの辛さに耐えきれず、Tさんは病院に駆け込み、医師に相談しました。

結論は「子宮を全摘出するしかない」というものでした。

すぐにでも「苦痛から解放されたい!」という気持ちはありながらも、同時に「子宮を失いたくない!」と思ったTさんは、子宮を温存したまま、生理痛を改善する方法が存在しないか調べることにしました。

女性が子宮を失いたくないと思うのは至極まっとうな感覚ですからね。
嫌なものは嫌なんだ!と、どうにか他の方法を探そうとした行動力が、結果的に未来を変えることになりました。

Tさんは当院のホームページを見つけ、来院されたんです。

婦人病は、東洋医学の得意分野

定期的に施術を受けながら、一生懸命セルフケアに取り組み、現在は、生理時の激痛はほとんど消え、趣味の旅行を気兼ねなく楽しめるほどに改善しました。

意外かもしれませんが、激しい痛みに苦しみ、医師から子宮を全摘するしかないと言われていたTさんの身体を初めて施術した時、私が直感的に感じたことは、

「全く絶望するような状況ではない」ということでした。

しかも、大雑把な見立てでは、早くて3ヶ月、長くても6ヶ月もあれば、生理痛は格段にラクになるだろうと予想していたくらいです。
(結果的には4ヶ月ほどで、ある程度、症状が改善したと記憶しています。)

西洋医学的には「子宮全摘出」
東洋医学的には「症状緩和まで長くて6ヶ月」

このような見立ての差が生まれるのは、やはり「得意分野の違い」としか言いようがないように思います。

(個人的には、原因が分からない不定愁訴や、婦人病、あらゆる慢性症状は東洋医学の得意分野。ケガに対する外科的な処置や、どうしても我慢できない痛みや不快感を、一時的に抑えたい場合などの処置は、西洋医学の得意分野だと考えています。)

もちろん、全ての患者さんがこの例のように、順調に改善するとは限りません。

しかし、「西洋医学にも東洋医学にも、それぞれ得意分野がある」ということは、知っておいて損はないと思います。

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子宮腺筋症について

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