考え方を変えて固定観念を壊す

病気を治したい=これまでの生き方を変えたいと思っている人に予め知ってほしいこと

病院に行っても原因不明と言われ、どんな治療をしても、セルフケアをがんばっても、なかなか症状が改善しない場合、もしかするとそれは、「脳の過剰反応」のせいかもしれません。

脳が何に対して過剰に反応するかというと、それはあらゆる「変化」に対してです。

人間の脳には「現状を維持しようとする性質」が備わっているため、あらゆる変化を嫌う傾向があるのです。

私たちの脳は、安全で傷つかない世界を求めている

なぜ、現状を維持しようとするのかというと、現状のままの方が「安全で安心」だと、脳が認識するためです。

変わるということは、未知の領域に足を踏み入れるということです。

当然、変化した後に現状よりも悪い状態に陥る可能性もあるわけですから、リスクを避けるべく、なるべく現状を維持しようとするわけです。

私たちの脳が変化に敏感になった原因は、一説には、狩猟時代などの私たちの祖先が、猛獣や毒のある動物など、外敵からの危機に対応するためではないかとされています。

具体的には、まったく動かないものと、動くもの、つまり、変化するものと、変化しないものでは、後者の方が危険(凶暴な動物かもしれないため)が多いということで、あらゆる変化に敏感になったのでは?
という理屈のようです。

それでも人は変化できる。なぜなら、いつかは必ず「慣れる」時が来るから

とはいえ私たちには、変化を恐れつつも、さまざまな環境や状況に適応する力も備わっています。

いわゆる「慣れ」というやつです。

環境に適応する力が無ければ、人類はずっと昔に滅んでいるはずですが、運の良いことに私たちは今生きています。

つまり、その気になれば、「誰もが変化することができる」し、その変化に適応する力も持っているわけです。

しかし、世の中を見渡してみると、必要以上に変化を恐れ、身動きが取れなくなっている方が少なくないように感じます。

もしもあなたが、

「病気を治したい」

「これまでの生き方を変えたい」

という願望をお持ちだとしたら、是非、知っておいていただだきたいことがあります。

それは、未知の世界に足を踏み入れてからしばらくの間は、どんな人でも、ストレスを感じたり、逃げ出したい気持ちになるのは「当たり前」だということです。

新しい世界に飛び込んだ当初は、誰だって苦痛を感じるもの

前述した通り、私たちの脳は変化を嫌います。

そのため、自分を変えようとすると、なんらかの拒否反応を起こすことが普通です。

例えばその拒否反応は、「この方法は自分には合ってないのではないか?」「他にもっと優れた方法があるのではないか?」といった、もっともらしい理由が心に浮かんだり、場合によっては、体調が悪くなったりと、さまざまな反応として現れます。

要するに、現状から飛び出し新しいことを始めると(変化を起こすと)私たちの脳や無意識は、あの手この手の方法で、「そこから逃げ出す口実を作ろうとする」わけです。

ダイエットを始めた時や、症状を改善するためにセルフケアを始めた時などもそうですよね。

程度の差はあれ、最初は誰にでも「逃げ出したい!」「面倒くさい!」といった拒否反応が起こるものです。

ですから、「そもそもチャレンジと苦痛はセットになっているもの」であることを予め知識として知っておくことが大切だと思います。

そうすれば、実際、拒否反応が出た時も「辛いのは最初だけだから、もう少し頑張ってみよう」と踏ん張れるかもしれませんからね。

とにかく、最低でも数か月は努力してみると覚悟を決め、とりあえず取り組んでみてはいかがでしょうか。

その結果、だんだん慣れてくるようなら継続すればいいですし、どうしても合わないと感じたならきっぱりやめれば良いと思います。

なんにせよ、合うか合わないかを判断するにも、ある程度、真剣に取り組む期間は必要ですから、最低3カ月程度を目安として取り組んでみることをおすすめします。

それでは最後に、まとめのメッセージです。

自分を変えたいと思い行動を起こした当初は、おそらくあなたの心や身体には、拒否反応が出るはずです。

しかし、その拒否反応は、「現状を維持しようとする脳の過剰な反応」であることを忘れないでください。

その辛い時期を乗り越えしばらく継続していくと、そのうち「慣れ(脳が適応した状態)」が必ず訪れます。

そこまで努力して初めて、病気が改善したり、生き方が変わってくるといった「ご褒美」が待っています。

つまり、あなたがご褒美を獲得できるかどうかは、「脳の拒否反応を乗り越えられるかどうか」にかかっているということです。

なかなか大変だとは思いますが、最初の一歩を乗り越えられれば、あらゆることは変化していくはずです。

まずは一歩。
前に踏み出してみましょう。

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