セルフケアについて

生理痛の救世主、ロキソニンの副作用(腸閉塞など)について。

「ロキソニンに重大な副作用がある」というテレビ番組の特集を観ました。(2016年3月の記事)

当院は、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫、子宮腺筋症など、あらゆる婦人病に特化した整体院ということもあり、かなりの痛みをともなう生理痛や頭痛にお悩みの患者さんと日常的に接しています。

そんな患者さんたちにとって、ロキソニンは正に救世主的な薬です。

症状が重い方の場合、一日にロキソニンを3錠~5錠飲むのは当たり前ですし、中には10錠飲んだことがあるという患者さんもいました。

ロキソニンを常用している患者さんにとって、今回のような情報は不安の種となるはずなので、先回りしてこの記事を書いています。

結論から言うと、副作用があることは当たり前ですからね、別にそこまで不安になる必要はありません。

副作用が起こるメカニズム

今回の話題を、ザックリ説明すると、ロキソニンに代表される抗炎症薬は、炎症を引き起こす「プロスタグランジン」という物質の生合成を抑制することによって痛みや発熱を抑えるらしいんですが。

このプロスタグランジンは、一方で胃腸の粘膜を保護する働きもしている。

つまり、プロスタグランジンの生成を抑えてしまうと、胃腸のバリア機能も弱くなり、粘膜が荒れやすくなってしまう・・と、そんな感じです。

(こちらの記事を参考にさせていただきました→“国民薬”ロキソニンに重大な副作用〜空腹で飲んではいけない理由はここに!

空腹で飲まないように指示され、胃腸薬と一緒に処方されるのはそのためだそうです。

そして、それが酷くなると潰瘍ができたり、腸管が狭くなったり(狭窄)、さらに進行すると、腸管が詰まり腸閉塞を起こしたりする可能性があるということです。

ただ、これまで数千人単位で、生理痛や頭痛に悩み、ロキソニンを常用している患者さんと接してきましたが、このような酷い症状になった方は聞いたことがありません。

細かいことを言えば、大腸の不調を訴える方自体は珍しくないので、その症状がロキソニンの副作用と関係している可能性もあるかもしれませんが・・
検証することは不可能なので、気にする必要はないでしょう。

しかし、生理痛や頭痛は、根本的に改善しない限り、一生、ロキソニンに頼り続けることになってしまいます。
これは辛いですよね。

薬を一切飲まなくなるのは難しくても、治療やセルフケアを行うことで、「薬を減らすことは十分可能」です。

(薬を極端に毛嫌いする必要はありませんが、飲まないに越したことはありませんからね。関連記事→症状を薬で抑え込むことについて)

根本的に頭痛、生理痛を改善したい方は、まずは簡単に取り組めるセルフケアを行うことをおすすめします。

〇関連記事
薬との付き合い方について。必要以上に薬を拒絶する必要はない。

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